屋敷に帰った由衣はふらりと寝室のベッドに横になっていた
(…ここで立夏さんに何度キスされたっけ)
初めてこの屋敷に来て直ぐに立夏に抱きしめられるように寝てしまい、夕食の時にはキスまでされた
でも全然嫌じゃなかった
それから何度立夏とこのベッドで寝ただろう
その時も立夏は額、まぶた、頬に優しくキスしてくれた
由衣からする事はなかったが、立夏が抱きしめてくれたときに抱き返すのが由衣の精一杯の答え
(……立夏さん…私だけ忘れたのは……なんで?)
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…