里香子に問われてもこれが愛というのものかのかもわからない


ただ立夏のそばにいるのは自分でいたいと願っている


 「……私が…そばにいても……」

 「もちろん!立夏もそれを願っているわ」


里香子にぎゅっと手を握られて由衣も微笑んで応えた


 (立夏あなたは本当にいい子を選んだのね?)


まだ目の覚めない立夏を見た


 (早く目を覚まして由衣さんを安心させて立夏)