「立夏」と呼んでも無駄なことだと思った
それに…
(亮介の言うとおり…あの人と一緒なのかな?)
そう思うと心が重く沈んでいくようだ
「じゃいきますかぁ~♪」
「離せ、ゲスが」
ホストの腕が捕まれ由衣から離される
「なっなんだよ!いってぇな」
「りっ…」
「彼女は僕のものだ、気安く触るな。行くよ由衣」
(怒ってる…)
「ちっ」
ホストは舌打ちをすると店の中に戻っていった
「あ…」
「乗るんだ」
いつもの立夏とは違う命令を含んだ言葉に由衣は従うしかなかった
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