(なにしにきたんだ…)


立夏は自分の寝室のベッドに由衣を寝かせた


 「すーっ……んん…りつ……か…さん…」


 「僕の夢でも見てるのかな?」


そう思うと口元が緩んだ


立夏は由衣の額にキスを落としてリビングに降りていった




* * * * *


 (まったく…あの女の顔もみれやしない…立夏さんを落とすのにはあの女が邪魔なのよ…)



無意識に爪を噛んだ真由