「あらあら熱いのね~」
南の声を聞くと見られていたと思い立夏の腕から逃げ立ち上がった
「せ、先生…」
(は、恥ずかしすぎて顔見れないよ…)
「何?由衣」
南が近づくと二人の子供も南に走り寄った
「南せんせっ!由衣姉ちゃんさっきから顔赤いんだ!」
「そうだよぉ!お兄ちゃんのこと聞いたのにぃ?」
「あら?由衣そうなの?本郷さんとは恋人?」
南のからかう口調に更に顔を赤くしてうつむく由衣
「そんなにいじめないで下さいよ」
立夏がそっと隣に立つと
「由衣僕は君の恋人?」
とやはりからかう口調
(み、みんなして!!)