南はなにかの書類を見ていたらしく立夏の姿に慌てて書類を隠した
「本郷さん…」
「お久しぶりです、お元気ですか?」
「えっ?…えぇ…まぁ…」
南は拍子抜けした顔
(なんだ?何かあったのかな)
(…まさか本郷さん…あのこと?)
「ま、まぁソファーに座って下さい。ブラックで?」
「えぇ、ありがとうございます」
立夏はコーヒーを淹れている南が気になった、先程自分から見えないようにした書類も気になる
「今日は由衣も一緒ですか?」
「え…えぇ今は子供たちと一緒に遊んでますよ?」
「そう、由衣はみんなにとってのお姉さんですからね?」
そう言う南は笑顔が溢れた