寝室のシャワールームで汗もイライラも流してサッパリした立夏
ドライヤーで髪を乾かしながら考えたのは由衣のこと
(今日は無理させたから明日はゆっくりさせよう)
と考えたが寝る前に由衣の顔が見たくなり寝室を出た
「由衣?」
起こさないためノックはしなかったが声だけはかけて由衣の寝室に入った
静かな寝息がベッドから聞こえてくる
律子が着替えさせてお化粧もヘアースタイルもいつもの由衣
一目だけ見るはずがベッドに腰をかけて見入ってしまう
立夏は我慢しきれなくなり由衣の隣に滑るように横になった
「ぅぅん……」
無意識に立夏の胸元に転がる由衣を抱きしめて立夏は睡魔に身を預けた