「「陸上部に入らない!!??」」
「・・・はい?」

体育終了後、大人と先輩に声をかけられた。

「あれ、先生もですか?」
「ああ、雨宮もか」

のちのち知る事になるのだが
雨宮さんは2年陸上部マネージャー、
北上先生は陸上部の顧問だった。


「こんな逸材なかなか居ないよなぁ」

「やぁっと開店休業から復帰できますかね」

楽しそうに笑う顧問とマネ。

どうやらこの時点で二人の中で入部は決定されたらしかった。

でも・・・