お互い緊張してしまい素の自分が出せなかった。
しかし、会話が弾み徐々に素の自分でいられるようになった。

あっという間に帰る時間になってしまった。
…もっと一緒にいたい。

そう思いながらも部屋を出た。
リビングにはリョウの両親がいた。
『こんにちは』
と、会釈した。
「こんにちは」
笑顔で返してくれた。
優しいお母さんだった…将来は一緒に暮らすのかなぁ
つい02にやけてしまった。

家を出て、また02ニケツで美容院まで送ってもらった。
盛りこぎしているリョウ。かっこいい気づくと私は大きな背中に抱きついていた


たったの5分で美容院に着いてしまった。
「またね」
『ばいばぁい』
私を見送りリョウは帰っていった。