敦も同じことを思ったのかため息をついた。



でも、敦の表情もさっきより柔らかくなってるし、やっぱり敦も緊張してたんだろう。



「とりあえず、飯行こうぜ!」



腹減ったぁと言った直後、勝の腹が鳴った。



「…まったく。よし行くか?」



敦がカバンを肩にかけると立ち上がった。



出口に向かおうとした時、あることを思いついて足を止めた。



「…晴馬?」



「ちょっと待って。なぁ、岩瀬。お前も一緒にどう?」



まだ席に座っている岩瀬を見た。