「…良かった。」



賑やかになった空間に敦は笑顔を浮かべた。



「…ああ、やっぱり敦には適わないわ。」



敦の肩に肘を乗せてよっかかる。



「俺はKingだからな。」



「だな…?」



2人で笑っていると講堂のドアが大きく開いた。



「…………」



「…………」



校長を先頭に各分野の先生方が講堂に入ってきた。