………っておい!何ときめいちゃってんのあたし!




これでいいんだ。
あたしは佐助にとってはただの『契約者』。


隣の席に座っているのだって、
一緒に帰ってるのだって、
あの時身を呈して守ってくれたのだって、



全部、あたしが契約者だから。



だからそれで良い。
今までが特別だっただけ。
あたしは黙って、佐助に神通力を分けていれば良い。