「改めて自己紹介する。俺は烏丸佐助。あの山の、天狗な」
「あのさ、天狗ってこう…鼻が高くて顔が赤くて…」
「あぁ…っとな、俺たちはあの山から神通力を貰ってて、そんじょそこらの大天狗なんかよりも強い神通力を持ってる。
だから姿形も自在だし、元々のカタチも大して変わらないわけ」
ち、ちんぷんかんぷん。
「まず、そもそも神通力って何?」
「文字通りだよ」
「…文字の意味自体よくわかんないけど」
漢字そのものの意味ではなくて、熟語の意味が。
「人間のところで言われる魔法、みたいなやつだな。用途の幅は狭いけど」
まぁ、何となく掴めればそれでいいか、と呟いて、彼―佐助は腕組みする。つまりあの山には魔法じみた凄い力があって、佐助はそれを貰ってるから姿形を変えられるってわけか。
「あのさ、天狗ってこう…鼻が高くて顔が赤くて…」
「あぁ…っとな、俺たちはあの山から神通力を貰ってて、そんじょそこらの大天狗なんかよりも強い神通力を持ってる。
だから姿形も自在だし、元々のカタチも大して変わらないわけ」
ち、ちんぷんかんぷん。
「まず、そもそも神通力って何?」
「文字通りだよ」
「…文字の意味自体よくわかんないけど」
漢字そのものの意味ではなくて、熟語の意味が。
「人間のところで言われる魔法、みたいなやつだな。用途の幅は狭いけど」
まぁ、何となく掴めればそれでいいか、と呟いて、彼―佐助は腕組みする。つまりあの山には魔法じみた凄い力があって、佐助はそれを貰ってるから姿形を変えられるってわけか。