なんだこの静かさ… 俺達は、黙り込んでしまった。 この沈黙を破ったのは彼女だった。 「何かすごく雰囲気が変わったんだね」 「まぁな香恋に言われたからな」 「あたし?」 「そう、喧嘩止めたら優等生になってた」 「そうなんだぁ~すごいね」 彼女が笑った。 俺もつられて笑ってしまった。