イザベラの部屋にはいる

太陽の光で、イザベラの寝顔がよく見えた

寒いのか、布団の包まっている

俺はベッドに腰をかけると、イザベラの前髪に触れた

恋人が…いたんだよな?

イザベラには、将来を誓い合っていたハイランドの貴族がいたんだよな

許婚と仲良く想いを育てていたんだよな?

それを俺が横取りした

怒ってないのか?

『私、がんばりますからっ!
ロバート様が安心して、甘えられる場所になれるように…私、なりますからっ』

あんなことを言って、無理するなよ

まだ14歳なんだから

もっと我が儘だっていいんだぞ

俺を困らせていいんだぞ

俺がいけないんだから

無理やり、結婚したんだから

権力と地位を利用して、イザベラの人生を奪ったんだから