のちの話なんですけど…

彼は王になってすぐの戦で、敗北するんです

エドワード一世に全てを奪われ、ぎりぎりのところで逃げ出して、逃亡生活を送る

死を覚悟して、洞窟でひっそりと生活していると…そこにいた蜘蛛に注目するんですよ

蜘蛛は巣を作る

ロバートがそれを壊す

蜘蛛はまた巣を作る

それを見ていて、再び立ち上がることを決心するんです

何度壊されても、作り続ける蜘蛛を見て、ロバートは蜘蛛のように不屈の精神でやれば勝てるって

そうして仲間を集め、イングランドからスコットランドを独立に導く指導者になる

これって

意気地無しの男だったら絶対にムリだと思いませんか?

情けない男だったら、蜘蛛の巣を見てもなんとも思わないと思うんです

そういう歴史を見ていて、私はロバート・ブルース四世を好きになりました

素晴らしい人だとも思ってます

そんな人の過去を思い描き、書いてみて…嬉しかったです