強く鋭く
あたしは睨んだ

「・・・ッ悪かったよ
みーのこと好きだったけど
どうしても我慢できなかった」

『はいはい
んじゃねー』

思い切りもう片方の手で
男の腹を殴った

あたし意外と力あるかも
なんてね

「うぐ・・・ッ」

女はすぐ男に駆け寄った
馬鹿か

騙されてた男に
まだ騙され続ける気かな

まぁあたしには関係ないけど