遼の視線の先にあったのは
あたしの下着

『あぁごめん
てか何照れてんの?
いつも見てるくせに』

なんてね

こんな純粋なんて可愛いし

「み・・・見てねぇし!
ほら、早くしまって」

下着とは逆方向に顔を向ける遼

『はいはい
んじゃ次の箱よろしく』

遼が出てったの確認して
あたしは下着を入れた


全く・・・
急に「引っ越しするから」なんて
あり得ないでしょ

本当に
家買っちゃうなんて