「姫〜、
こっち〜」

誰かに呼ばれたから
あたしは移動した

『何?誰が呼んだ?』

「俺俺〜!!
ちょ、姫借りまぁあす」

・・・・・・遼だった
ありえないこのテンション

絶対飲んだな、お前

『やだ
あたしレンタルじゃない』

「んじゃあ〜♪
姫貰うねぇぇぃっ」

遼はあたしを抱きかかえて
お店を出た

『やっ!ちょ・・・おろせ馬鹿!』