『・・・別にいいけど』

どうしよう
直視出来ない

「これ」

さっきの小さな箱
これってさ
もしかして
もしかすると

『何?』

「開けたらわかるよ」

あたしはその箱を受け取って
ゆっくりと開けた


『これ・・・』

「気に入った?」

笑顔で言う遼

『いいの?』