「ん〜多分どっかのお嬢様とか
お坊ちゃまじゃないかな?」

『こうの知り合いは居るの?』

もちろんあたしの知り合いは
一人も居ない


遼がキョロキョロしてる時
誰かが話しかけてきた

「ねぇそこのお姫様?
僕と踊りませんか?」

大学生くらいの男だった
話し方的にお坊ちゃまだな

『あ・・・いぇ「俺の姫なんですけど?」

あたしが断る前に
遼が入ってきた

「あ・・・っ高木様・・・
どうもすみませんっ」