車はどんどん走る
ていうかここ

もう知らない街だし

「美姫様は珍しい性格を
お持ちですね」

そりゃどうも

『あ!
漢字ってどう書くの?』

「たつ(竜)ですけど・・・」

『じゃあタツね』

「それじゃあ由来
俺と一緒やん!」

遼も何か気にしてたし

『いいの
タツはあたしだけでしょ?』

「そうですね
お好きに呼んでください」