「姫っ!!」

遼が
勢いよく席を立った

あたしは立ち止まった
ていうかいつもみたいに

腕掴まれたから

『何?』

「姫・・・ごめん」

何を謝ってんの?

『何が?』

「いや・・・、なんでもない」

『じゃあ離してよ』

ずっと離さない遼
てか彼女見てるんですけど