「いいの…?」


「なにが?」





「あたしたち、初めて出逢ってから、半年くらいなんだよ?

これからどうなるかなんてわからないし…



そんなこと、こんなあたしに言い切っちゃっていいの?」




雄哉くんをまっすぐ見つめた。






こんなこと、聞くの変かな…?




雄哉くんも、あたしを見つめる。





「半年とか、出会って少ししか経ってないとか、そんなの関係ない。

それに、



俺、運命とか結構信じるタイプなんだけど。」





「…えっ?」



いやいや、そんな真剣に運命とか言われちゃったら…



嬉しいけど、ふざけてるようにしか聞こえなくて。




そんなあたしに、雄哉くんは笑顔を見せる。







「…あたしもっ」



思わず笑っちゃいながら、そう言った。




すると、雄哉くんがあたしの頭をポンポンってした。



そして、あたしを抱きしめる。




雄哉くん………






大好きの想いが溢れて、



2人は唇を重ねた。