どんな顔で会ったらいいか、俺は今までどおりリナに接することはできるのか


わっかんねぇ…


部屋からでることができずただベッドで苛立ちを押さえることしかできなかった

「バンリ!!」

「…っんだよ?」

「リナがいない」

「えッ!」


ケイがリナの部屋に行くともう荷物も一緒になくなっていたらしい

船中探したがやはりいなかった

「あいつ…」


額から汗が流れ落ちる
多分、俺の態度でリナは――――


気づくと俺は船から降り、走り出していたんだ