「リナ、ちょっときて〜」

ケイの部屋に呼ばれて入るとなにやら怪しげな箱。


「な、なによ。どうしたの?これ」


土の中に入っていたのか汚れている。そんなに大きくもないけど、宝箱って感じもしない


「さっきの街で拾ったんだぁ」


嬉しそうにケイがキラキラ目を輝かせてその箱を開けようとした。


「ま、待って、待って。拾ったって…なんかヤバいのはいってたらどーすんのよ」

開けようとする手を止めようとしたけど間に合わずケイが開けてしまった。