あぁ…楽しみ!!



こんな美形君に案内してもらえるとか…。





あたしって幸せ者じゃーん!!







…ってか、美形君の名前、まだ聞いてなかった…。
ずっと、美形君じゃあ悪いしなぁ…






よし!!!!




「あのさ!名前、何て言うの??」





そういうと、美形君はニコッと笑って





「知りたい??」って!!


小悪魔みたーい!!!




名前を早く聞きたかったあたしは、



「もちろん!!!」そう言った。



「んぢゃあ、教えるけど…条件付きね♪」


美形君は顔の前で手を合わせて小悪魔の微笑みをしていた。




「どっどんな条件??」



あたしはドキドキしながら聞いてみた。



そうすると、美形君はニヤッと笑い、



「オレとチューしてよ!!」






………ェ?はぃぃぃ????


あっあたし、絶対今キョトンとしてる!!!!




「チ、チュー??」



嬉しいような…。


驚いたような…。



ってか!何で名前聞くぐらいなのに、チューまでしないといけないの!!!??



まぁ…美形君だからいいけどー…


なんて思いながらあたしは美形君の耳元で囁いてみた。