すごく

格好いい―――

性格も良さげな人だな・・・

『・・・・・・』

「あっあの・・・スイマセンッ!
 大丈夫ですか!?」

『・・・・・・』

「あの・・・・」

どうしよう・・・

何も言ってくれないっ・・・!!

・・・プッ

「へ?」

何か、笑いを押し殺すような声が聞こえた。

その人の顔が、ゆっくり近づいてくる。

「あの・・・?」

そして

耳に口を近づけて―――

『×××××××』

・・・・・。

「はぁ!!!!??」

『じゃぁね♪』

そいつはニヤッと笑いながら歩いていった。