「・・・・は?」



「これからもよろしくね」



私は満面の笑みで比呂に手を差し出した



けれどその手は繋がれることは無かった



あれ?



比呂握手してくれないのかな



「俺は・・・」


「?」




比呂はすごく真剣な目で私を見た




「俺は友達だなんて思ってない」




え?




「明日9:00に市の競技場に来て」




「比呂・・・っ?」




「じゃあな」