誰もいない


キーンコーンカーン


チャイムが鳴った


その場へしりもちをついた




あいつ好きな人できたんだ

だから私なんていらなくなっちゃったのかな・・・?

私にはあんなことしてくれなかった

はじめから私のことなんて好きじゃなかったのかな・・・?

告ったのは私だもんね



「っく・・・」



でもつらいよ・・・・・・


ポタ・・ポタ・・



涙が溢れてくる

とまらない



「なんで私じゃないのっひっ」


かすれた声でつぶやいた




バンッっ