私は一瞬心臓が止まったかと思った



2人の視線の先にはなんと元彼と女の人の姿が

2人は道端にもかかわらず濃厚なキスをしていた




「え・・・
実柚・・・?何で??」


ダッッ


「実柚!!」



私は気がついたら走り出していた


親友の声さえも耳に届いていなかった




無我夢中に走り続けた



どんっ


「おわっ」


あ 誰かにぶつかった


それでもあやまる事ができずスルーした



あとでいじめられたらどうしよう


そんなことどうでもよかった


バン


立ち入り禁止の屋上