私はおばあちゃんの次男の娘


私はどうせ自慢するような孫ではない

わかっているけど虚しくなる


おばあちゃんは一緒に暮らしてる長男の息子自慢を親戚していた。



「よくきたはね最近どう?元気?」

くらい孫に言ったらいいのに私への挨拶

「あらきたの」
だけ

おばあちゃんは親戚の孫自慢大会に集中
プライドの高いおばあちゃんには自分の価値をあげる最高のステージのようだ
勝てば多分ファーストレディのような気分になれるのだろうか

わからない

くだらない

ついでに長男の息子
たかし君は
今東京で一人暮らしをしていて某私立難関大学の坊ちゃん学校に通っている
大学二年生だ
就活で忙しいということで今回は来ていない


おばあちゃんが特に孫自慢であらそってる相手は私のお父さんの弟のお嫁さん


お嫁さんの年齢は四十二才
おばあちゃん年齢七十七才
年長者に喧嘩売っている
若いし(親戚の年齢平均57才)

お嫁さんという立場なのにいい度胸だ

お嫁さんの自慢は息子
どうやらAランクの国立らしい