別に、 距離を置かれることを どうこう思ったことなんてない。 むしろその方が、楽だったから。 下手に干渉されて 下手にいじられて 噂されたり 勝手なこと言われたり 裏切られたり そういうのはごめんだった。 タマちゃんだってそうだった。 あたしがそうであるように、 ニナちゃんも、涼子も。 いわゆる、 あたしたちは、 問題児、らしかった。