(……ね?私じゃないよね?)
殺したいのは『小林』であり、『相澤』さんではない……はず。
ちょっとオカルトがかってきた雰囲気に緊張する良子。
(ってかクスリって何?ヤバい?)
良子が本格的に怯え始めた頃に、玉置は戻って来て、
「これ使えば?」
と『コバエほいほい』と書かれた箱をカウンター越しにテレさんに渡した。
一部始終を凝視していた良子の視線に気づいた玉置はニッと口端を上げる。
「あの人、テレさん、『コバエ』がどうしても『コバヤシ』になっちゃうんだよな」
「え……。あ、あ?ああ……ええ!?」
全国のコバヤシさんに大変失礼なインド料理店ガガンである。
殺したいのは『小林』であり、『相澤』さんではない……はず。
ちょっとオカルトがかってきた雰囲気に緊張する良子。
(ってかクスリって何?ヤバい?)
良子が本格的に怯え始めた頃に、玉置は戻って来て、
「これ使えば?」
と『コバエほいほい』と書かれた箱をカウンター越しにテレさんに渡した。
一部始終を凝視していた良子の視線に気づいた玉置はニッと口端を上げる。
「あの人、テレさん、『コバエ』がどうしても『コバヤシ』になっちゃうんだよな」
「え……。あ、あ?ああ……ええ!?」
全国のコバヤシさんに大変失礼なインド料理店ガガンである。