「玉置君、そういうの目くそ鼻くそって言うんだよね」
「あ?冗談だろ?俺は目くそも鼻くそも付けてねぇぞ?顔洗ったからな。ヨッちゃんこそ朝から寝ぼけんな?」
「玉置君──」
(冗談はアンタの脳ミソだよ)
鼻息荒い玉置が哀れに感じる良子。
「玉置君、(目くそ鼻くそぐらい分かるように)勉強しよう……」
現国の問題集を一冊増やしたほうがいいのかも、などと考えながら良子はため息交じりに椅子に座った。
「おっとその前にメール。リエちゃんに送んなきゃなぁ」
ニヤニヤする玉置に良子がからかい半分で訊く。
「また暑中見舞いメール送るの?」
「あ?冗談だろ?俺は目くそも鼻くそも付けてねぇぞ?顔洗ったからな。ヨッちゃんこそ朝から寝ぼけんな?」
「玉置君──」
(冗談はアンタの脳ミソだよ)
鼻息荒い玉置が哀れに感じる良子。
「玉置君、(目くそ鼻くそぐらい分かるように)勉強しよう……」
現国の問題集を一冊増やしたほうがいいのかも、などと考えながら良子はため息交じりに椅子に座った。
「おっとその前にメール。リエちゃんに送んなきゃなぁ」
ニヤニヤする玉置に良子がからかい半分で訊く。
「また暑中見舞いメール送るの?」