玉置は走り寄ったビーちゃんを抱き抱え、
「……ヨッちゃん。やっぱTOPだよな」
人差し指と親指でアゴを撫でながら笑う。
(玉置君、何言ってんだろ?)
TOPをTPOに入れ替えても意味が分からない。
きょとんとする良子に玉置は鼻息荒く続ける。
「スクール水着をセレクトなんてなかなかイカすな」
「ん?セレクト……?なに?」
妙なところで英語を使うから余計にややこしい。
まずTPOを覚えてからにしてほしいものだ。
だいたいこの昔のプロレスラーみたいな水着がイケているわけがなく。
なぜこのくすんだ紺色のスクール水着がイカすのか。
(分からない。あ……、何かの嫌味?)
良子は怪訝な顔で玉置を見つめた。
「……ヨッちゃん。やっぱTOPだよな」
人差し指と親指でアゴを撫でながら笑う。
(玉置君、何言ってんだろ?)
TOPをTPOに入れ替えても意味が分からない。
きょとんとする良子に玉置は鼻息荒く続ける。
「スクール水着をセレクトなんてなかなかイカすな」
「ん?セレクト……?なに?」
妙なところで英語を使うから余計にややこしい。
まずTPOを覚えてからにしてほしいものだ。
だいたいこの昔のプロレスラーみたいな水着がイケているわけがなく。
なぜこのくすんだ紺色のスクール水着がイカすのか。
(分からない。あ……、何かの嫌味?)
良子は怪訝な顔で玉置を見つめた。