「す、すす、すごいねってのは……西校なのに図書館にいるって事……です。はい……」
「西高が図書館にいちゃ悪ぃかよ?あ゙?」
(ぎゃあ!)
阿修羅みたいに睨む男子は、まさに超不良高校のレッテルを貼られた西校の代表選手のように見える。
(……私が何をしたって言うんだ……)
良子は泣きたくなった。
「……やっぱりヨッちゃんも変わっちまったんだな……」
「え?」
「あんなに優しく俺に勉強教えてくれたじゃん」
(勉強……を?教えた……?)
良子の頭がグワングワンと過去の記憶を手繰り寄せる。
そして
「あああああああ!! たたたた、玉……置君ッ」
「西高が図書館にいちゃ悪ぃかよ?あ゙?」
(ぎゃあ!)
阿修羅みたいに睨む男子は、まさに超不良高校のレッテルを貼られた西校の代表選手のように見える。
(……私が何をしたって言うんだ……)
良子は泣きたくなった。
「……やっぱりヨッちゃんも変わっちまったんだな……」
「え?」
「あんなに優しく俺に勉強教えてくれたじゃん」
(勉強……を?教えた……?)
良子の頭がグワングワンと過去の記憶を手繰り寄せる。
そして
「あああああああ!! たたたた、玉……置君ッ」