「では…いつぐらいから揺れていたのですか??」
あかり「うーん、3時ぐらいだったと思います。」

「はい。分かりました。では、静かにしていてくださいね。」

あかり「分かりました。」

「あ…目をつぶってた方がいいかもしれません。」

あかり「はい。」
《何か怖いなあ》

「……………………!居た。」

あかり《…!びっくりした。》

「…※@§△×△§@※…………」

あかり《…お経??》

「………はい!OKです。目を開けてください。」

あかり「…はぃ。」

あかりは目を開けた。

あかり「どうでしたか??」

「…居ましたね。」

あかり「それは一体どんな??」

「…………聞きたいですか…??」

あかり「いや…どっちでも。」

「40代くらいの髪の長い女の人と10代くらいのちょっとロン毛の男の子と60代くらいの白髪の男性と20代くらいのてっぺんハゲの女性と…」

あかり「ああ!もういいです!言わなくて…」

「分かりました。」

あかり「てか、多過ぎません??…白髪とか…ハゲとか。」

「そりゃそうに決まってるぢゃないですか…」

あかり「何がですか…??」

「このマンションの隣りの奥の方には、お墓が200もあるんですから…。」

あかり「えっ!!!そうなんですか!?」

「はい。……はあ。」

あかり「どしたんですか??」

「…その200人の霊は…」

あかり「200人の霊は…??」
《何か…嫌な予感…;》
「あなたの部屋に居るんです。」

あかり「え?!?!…4人でしょ??」

「…何を言ってるんですか;200人全員があなたの部屋だけに居るんですよ…」