《えぇ。
今度渚ちゃんが入学してもらう学園の。》

「えっ… 学園?」

《あらそこまでは聞いてなかったかしら。
春から渚ちゃんに通ってもらうのは、【星鈴-セイリン-学園高等部】よ。》

「はぁ…。」

《まぁ、詳しい事は日本に帰ってきてもらって、星鈴に来てもらうときにするわ。》

「あ、お願いします。」

《じゃあ切るわね。
渚ちゃんまたね。》

「あっ、はい!失礼します。」

―――――――ピッ

私は電話を切った。

「南ちゃん何て言ってた?」

「詳しい事は学園に来た時に話すって。」

「そっか!
あっ!渚が日本に帰る時私も日本に帰るから。」