｢無理に忘れなくていいよ。少しずつ俺の良さとか悪いとことかを理解した上で好きになってくれればいいから…｣

｢智尋くん…｣

｢そのうち俺が格好いいとこ見せちゃって、鈴亜ちゃんからまた改めて告白してくると思うぜ。｣

｢さっきも十分格好良かったよ。｣



いきなり智尋くんが抱きしめてきた。

｢俺ホントに鈴亜ちゃんが好きなんだ…こんなに本気になったことなんて無かった…｣

耳元で囁く智尋くんに浜益くんを重ねた。