クラスのみんなは友達との別れを惜しみながら、校庭へ出て行った。 私と和史、智尋くんに可菜は教室へ戻り、陽に卒業証書を見せた。 「俺達だけ卒業して、アイツ嫉んでるかな?」 「そんな子供じゃないよ。」 「でも、スッゲー良い奴だったよな。」 「カッコイイしね。」 陽 みんな貴方を惜しんでるよ。 貴方は幸せだね。