「ってかさ、私たちも3年だよ。そろそろ、進路とか考えないと…」 卵焼きを口に運びながら、私は言った。 「進路かぁー…卵焼きもっらい!」 よそ見をしている間に卵焼きを和史に食べられた。 「私は大学じゃなくて、留学する。」 思いがけないしーちゃんの一言に一同唖然する。