次の瞬間私たちの行動にクラス中の人たちが目を丸くして私たちとしーちゃんを交互に見た。 『友情ハグ』 「辛いときはなにがあっても側にいる…」 そう和史が私の耳元で囁いた。 「悲しみの涙を流したときは一緒に嬉し涙を流す…それが…」 私も和史に問い掛けるように囁く。 『親友であり、家族である』 この一定の流れが私たちの『友情の証』