「わ、悪いけど2人を別れさせようとしたらいくら家族だからって許さないからね。」
私は絶叫してる2人に忠告した。



「鈴亜!!あんたどこの泥棒ネコが私の和史を盗ったか知ってんのね?」



機嫌が悪いときの鈴音は姉貴を「お姉ちゃん」なんて呼ばない。



また和史が私に「教えるな」と両手を思いっ切り振っている。


「し…知らない…かなぁ…」



「あそ!絶対見つけだしてやる。」



しーちゃん…ごめん…