「相変わらず近所迷惑な姉妹だね。何か用?」

「彼女できたって本当?」

「えっ…まぁー」


和史がベランダから身を乗り出しているうちの姉妹越しに私を睨んできた。



そんな和史に私は手を合わせて謝るしかできなかった。

鈴音に知らされるのが一番嫌がってたから…


知らせてこうなるって分かってたんだな…