なにコイツ!

ってかなんでここに座んの?

はっ?意味わかんないんだけどっ!!


脳内パニックのアタシにニッコリと微笑んだコイツは
『篤史ー、俺がどーしたって?』
平然とあっちゃんのポテトを摘み、当たり前のように
この場に溶け込んだコイツは、ある意味スゴイ。


『いや、お前が余計な事を他の奴らに言ったから

ユズちゃんが教室でエライ騒ぎに巻き込まれてたからさ…』


そんなあっちゃんの説明に
『余計な事って何?』
口の端をキュっと上げ、悪戯な笑みをみせたコイツに

アタシの怒りは頂点に達した。