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夕食をとった後、やはり交代制の見張りをたてることになった。
夜眠れないとはいえリオにずっと見張りをやらせるわけにもいかず、順番を思案していた時。
意外にも口を開いたのはリオだった。


「おれ、明かりがついててうーちゃんの隣りなら、眠れるみたい」


アオたちにとってその根拠は不可解だったが、リオにもやはり睡眠は必要だ。
眠れるのであれば、平等に休息はとるべきだろう。

リオも加えた4人で見張りの順番を決めた結果、アオが一番最初の見張りとなった。

各々適当に寝場所を確保し、アオを除くそれぞれが眠りにつく。

それを確認し、ランプと蝋燭の炎を絶やさぬよう気をつけながら、アオはひとり静かに小屋を出る。

そしてあのブリキのきこりのもとへと向かった。