「だって!!…私に何が出来るんだ?」

「飼ってあげればいいじゃないか」

「だぁかぁらぁ!!親父がそんなの許す訳ねーだろ!!ちっとは考えろ、バカ!!死ね!!」

私の瞳からは、涙が溢れていた。

「レイラ…」

私は、レイラを抱き上げる。

「…」

私は、準備室を出た。

「笹川!?」