「…うるせー!!私に話かけんじゃねー!!」

私は、教室を飛び出した。

「おい、こら!!」

木村は、私を追いかけてくる。

「待てっ」

誰が待つか、屑!!死ね!!

私は、走るスピードをあげた。

私は、勢いよく階段をかけのぼる。

そして、屋上へ通じる扉を開け、柵の前で、息を切らしながら、柵を越えようとした。

「くそ!!」

「笹川!!」

飛び降りようとした瞬間、後ろから木村に腕を引っ張られた。

「何してるんだ!!」

「うるせー!!死ね!!」

柵越しに、声を張り上げる2人。