「最悪だ…死ねばいいのに…」

「ねーねー」

ふいに、後ろから誰かが話しかけてきた。

「…何?」

「君も3組?」

その子は、綺麗な金髪で、目もくりんとしていて、なんたってスタイルがいい。

「…そうだけど…」

「じゃあ一緒だ!!良かったぁ、あたし、誰とも友達いなくて…よかったら、あたしと友達にならない?」

その言葉は、今までの中で一番嬉しかった。

友達のいない私にとっては、神の囁きにも聞こえた。

「もちろん」

返事は即答。